スタッフの
マインドブロック

「痛みが取れてるのに通わせるのは申し訳ない…」
そのマインドブロック、実は患者さんのことを考えていません。

先日、ある院長さんから相談を受けました。

「うちのスタッフが、患者さんに次回予約を取るのを躊躇するんです」

理由を聞いたら、こう言ってたそうです。

「痛みが取れてるのに通わせるのは申し訳ない…」

これ、めちゃくちゃ多い悩みです。
そして、めちゃくちゃ危険な考え方です。

僕も昔、同じことを思っていた

このスタッフさんの気持ち、わかります。
僕も昔、同じこと思ってました。

「痛みが取れたら卒業」
「通わせるのは金儲け主義」

こう思ってた時期が正直あります。
でも、ある時気づいたんです。
この考え方、実は患者さんのことを全く考えてない。

マイナスをゼロにするだけで終わっていませんか

「痛みを取る」のはマイナスをゼロにすること。
でも、患者さんが本当に望んでるのはゼロじゃない。プラスです。

旅行に行きたい。孫と遊びたい。趣味を楽しみたい。仕事をバリバリやりたい。
これがプラスの状態。

痛みが取れた時点で「はい、終わり」って突き放すのは、
患者さんの未来を閉ざしてるのと同じなんです。

「健康偏差値」という考え方

僕はよく「健康偏差値」って言葉を使います。
偏差値50が「痛みゼロ」の状態。

多くの治療院は、偏差値30や40の人を50にして終わり。
でも、うちは違う。50から60、70へ引き上げていく。

これが「健康のパワースポット」としての治療院の役割です。

スタッフにどう伝えるか

僕はこう言います。

「通わせる」じゃないんだよ。「健康を維持してもらう」んだよ。

言葉を変えるだけで、意識が変わる。

「リピートさせる」→「未来をプロデュースする」
「次回予約を取る」→「健康管理の予定を入れる」

「申し訳ない」の本当の原因

「申し訳ない」と思うのは、患者さんが「通いたい」と思ってないからです。

逆に言えば、患者さんが「ここに来ると健康になれる」「続けたい」と心から思っていれば、次回予約を取ることに罪悪感なんて生まれない。

検査で自分の体を目の当たりにさせる。
すると患者さんは、「やっぱり続けなきゃ」と自分で気づく。
この状態を作れば、スタッフは「通わせてる」んじゃなくて「患者さんの希望に応えてる」だけになる。
罪悪感ゼロです。

スタッフが「通わせるの申し訳ない」と言ったら

こう返してください。

「痛みを取るのがゴールじゃない。
患者さんの未来をプロデュースするのが僕たちの仕事だよ」

そして、「患者さんが自分から"続けたい"と思う状態を一緒に作ろう」と伝えてください。

あなたの院のスタッフは、次回予約を自信を持って取れていますか?
もし躊躇しているなら、今日の話をぜひ共有してみてください。

平森勇喜

平森 勇喜

治療院経営コンサルタント。「仕組み化」で新規依存から脱却する経営を支援。500院以上の経営支援実績。

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