健康偏差値を上げる教育

「先生、痛みが取れたので卒業します」
この言葉に複雑な気持ちになったこと、ありませんか?

「先生、おかげさまで痛みがなくなりました! 今日で終わりにします。ありがとうございました!」

治療家として、患者さんの痛みが取れるのは嬉しいこと。でも、経営者としては…正直、複雑な気持ちになりませんか?

「いやいや、まだ身体の歪みは残ってるし…」
「ここで止めたら、また再発するのに…」
「メンテナンスが大事なんだけどな…」

そう思っても、患者さんには伝わらない。笑顔で去っていく患者さんを見送りながら、また新規集客に追われる日々。

なぜ「痛みが取れたら卒業」になるのか?

それは、患者さんの【健康偏差値】が低いままだからです。

多くの患者さんにとって、「健康」=「痛くない状態」です。つまり、マイナスからゼロに戻ること。

だから、痛みが取れてゼロになった瞬間、彼らにとっての通院の目的は消滅します。「ここに来ればリセットできる」そう思われているうちは、痛い時にしか来ないビジネスモデルから抜け出せません。

一方で、僕たち専門家が考える「健康」はもっと先にありますよね?
再発しない身体づくり、パフォーマンスの向上、年齢に負けない体力、美しさの追求。
つまり、ゼロからプラスへ。

「教育」とは、健康の定義を書き換えること

患者さんとの間にある「ギャップ」を埋める作業こそが【教育】なのです。

「教育」といっても、難しい解剖学を講義することではありません。患者さんの「健康の定義」を書き換えてあげることです。

具体的には、栄養・睡眠・運動を通して生活習慣へ介入すること。

治療 → 生活習慣への介入(食・睡眠) → 運動治療 → 運動意識 → 健康意識が高まる空間へ

「治してもらう人」から「健康を共に創るパートナー」へ

このステップを踏むことで、患者さんは「治してもらう人」から「健康を共に創るパートナー」に変わります。

「先生、次はもっとこうなりたいです!」
と、自ら通い続けてくれるようになるのです。

健康偏差値を上げられる治療院こそが、LTVが高く、離患率が低い治療院です。

これが、ビジネスモデルの転換に不可欠な「教育」の正体です。

平森勇喜

平森 勇喜

治療院経営コンサルタント。「仕組み化」で新規依存から脱却する経営を支援。500院以上の経営支援実績。

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