紙1枚で離患率が変わる
「治療計画書」の作り方

初診で成約しても、3回目までに離反する患者さんは想像以上に多い。
A4の紙1枚に書く「3つの要素」で、通院が変わります。

初診で成約した。患者さんは通うことを決めた。
ここで安心していませんか?

実は、初診で成約しても3回目までに離反する患者さんは想像以上に多い。 原因はシンプルで、「通う理由」が患者さんの頭の中にないからです。

「先生、もう痛くないので大丈夫です」
「今月ちょっと忙しいので、また連絡します」

こういう離反は、患者さんが悪いのではありません。 「痛みが取れた」以外の通う理由を渡していないこちらの問題です。

01 治療計画書とは何か

治療計画書は、初診時に患者さんに渡すA4の紙1枚。 書いてあるのは、たったの3つだけです。

現在地

今のあなたの
状態

ゴール

3ヶ月後の
目標

ステップ

そのために
何をするか

たったこれだけで、患者さんの行動が変わります。
計画書があると、患者さんは「今、自分がどの段階にいるか」がわかる。ゴールが見える。 ゴールが見えると、途中でやめる理由がなくなります。

02 治療計画書に書く3つの要素
1

現在地を見せる

初診の検査結果を数値やビジュアルで見せる。「あなたの体は今ここです」と客観的に示す。患者さん自身が「今の状態」を正しく認識するのが出発点です。

2

生活レベルのゴールを設定する

「痛みが取れる」ではなく、「3ヶ月後にこういう状態になる」という生活レベルのゴール。「孫と一緒に公園で遊べる体」「旅行で1日歩いても疲れない体」。患者さんの言葉で書く。ここが一番大事。

3

ステップを時系列で見せる

1ヶ月目:週2回の施術 + 食事改善。2ヶ月目:週1回の施術 + 栄養サポート。3ヶ月目:月2回のメンテナンス + 運動導入。「いつ、何をするか」を時系列で見せる。

ゴール設定のポイントは「患者さんの言葉」で書くこと。
「可動域の改善」ではなく「孫と公園で遊べる」。 患者さん自身が「それが欲しい」と思える言葉にすることで、計画書が「自分ごと」になります。

検査
現在地の把握
計画
ゴール設定
実行
ステップ通院
達成
ゴール到達

受け身の通院は、痛みが取れた瞬間に終わる。
主体的な通院は、ゴールに到達するまで続く。

この差が、離患率の差です。

03 計画書が「ある院」と「ない院」
計画書がない院

受け身の通院

「先生に言われたから行く」

痛みが取れた瞬間に終わる

3回目までに離反しやすい

計画書がある院

主体的な通院

「自分の目標に向かって通っている」

ゴールに到達するまで続く

患者さんが「自分ごと」として通院する

計画書がないと、患者さんにとって通院は「先生に言われたから行く」という受け身の行為。 計画書があると、「自分の目標に向かって通っている」という主体的な行為になります。

04 今日から始められること

あなたの院では、初診後に何を渡していますか?
もし次回予約だけを取って終わっているなら、紙1枚の治療計画書を試してみてください。

治療計画書に書くのは3つだけ。

1. 現在地を見せる(検査結果を客観的に提示)
2. 生活レベルのゴールを設定する(患者さんの言葉で)
3. ステップを時系列で見せる(いつ、何をするか)

難しいことは何もありません。

平森勇喜

平森 勇喜

治療院経営コンサルタント。「仕組み化」で新規依存から脱却する経営を支援。500院以上の経営支援実績。

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