初診で成約した。患者さんは通うことを決めた。
ここで安心していませんか?
実は、初診で成約しても3回目までに離反する患者さんは想像以上に多い。 原因はシンプルで、「通う理由」が患者さんの頭の中にないからです。
「先生、もう痛くないので大丈夫です」
「今月ちょっと忙しいので、また連絡します」
こういう離反は、患者さんが悪いのではありません。 「痛みが取れた」以外の通う理由を渡していないこちらの問題です。
治療計画書は、初診時に患者さんに渡すA4の紙1枚。 書いてあるのは、たったの3つだけです。
現在地
今のあなたの
状態
ゴール
3ヶ月後の
目標
ステップ
そのために
何をするか
たったこれだけで、患者さんの行動が変わります。
計画書があると、患者さんは「今、自分がどの段階にいるか」がわかる。ゴールが見える。
ゴールが見えると、途中でやめる理由がなくなります。
現在地を見せる
初診の検査結果を数値やビジュアルで見せる。「あなたの体は今ここです」と客観的に示す。患者さん自身が「今の状態」を正しく認識するのが出発点です。
生活レベルのゴールを設定する
「痛みが取れる」ではなく、「3ヶ月後にこういう状態になる」という生活レベルのゴール。「孫と一緒に公園で遊べる体」「旅行で1日歩いても疲れない体」。患者さんの言葉で書く。ここが一番大事。
ステップを時系列で見せる
1ヶ月目:週2回の施術 + 食事改善。2ヶ月目:週1回の施術 + 栄養サポート。3ヶ月目:月2回のメンテナンス + 運動導入。「いつ、何をするか」を時系列で見せる。
ゴール設定のポイントは「患者さんの言葉」で書くこと。
「可動域の改善」ではなく「孫と公園で遊べる」。
患者さん自身が「それが欲しい」と思える言葉にすることで、計画書が「自分ごと」になります。
受け身の通院
「先生に言われたから行く」
痛みが取れた瞬間に終わる
3回目までに離反しやすい
主体的な通院
「自分の目標に向かって通っている」
ゴールに到達するまで続く
患者さんが「自分ごと」として通院する
計画書がないと、患者さんにとって通院は「先生に言われたから行く」という受け身の行為。 計画書があると、「自分の目標に向かって通っている」という主体的な行為になります。
あなたの院では、初診後に何を渡していますか?
もし次回予約だけを取って終わっているなら、紙1枚の治療計画書を試してみてください。
治療計画書に書くのは3つだけ。
1. 現在地を見せる(検査結果を客観的に提示)
2. 生活レベルのゴールを設定する(患者さんの言葉で)
3. ステップを時系列で見せる(いつ、何をするか)
難しいことは何もありません。